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執筆者の写真cs-cosme

2.有効的な保湿とは その②  Corneotherapy   

その②[浸透スピード]

その①では保湿剤のタイプで経皮吸収の通る部分が異なり、吸収する面積が圧倒的に広いのは角質層経路の保湿剤(o/w)である。ということをお伝えしましたが、ここでは吸収スピードについてお伝えしていきたいと思います。


油分の多い保湿剤などは脂のある毛包に吸収されやすく、速度は角層に直接吸収するジェル状のような保湿剤(細胞間脂質に吸収する)に比べ100倍速い。しかし、面積の広い角質層を満たす速度ははるかに遅い。いわゆる角層の細胞間脂質に浸透しやすい形状の保湿剤は浸透する時間はかかるが、広い面性を満たすことができるため効率良く乾燥を防ぐことのできる保湿剤であると言えます。

保湿剤については、近年、この細胞間脂質に浸透しやすいジェル状のものなどが注目されています。Micopellisの保湿ジェルも約10年前より細胞間脂質に注目し、研究を重ねてきました。1番の特徴としては、細胞間脂質に浸透しやすい形状のため浸透時間はかかりますが、対塩性がありジェルの状態が崩れることなく長時間の保湿が実現できています。

この長時間の保湿は肌質改善にとって大きな役割となります。

             

Etsuko Kyoda




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